コラーゲンとお肌との関係

お肌の成分

お肌はいくつもの層から成り立っており、その成分もさまざまです。表皮の下側、つまり内側の部分ではメラニン色素を作るメラノサイトや、お肌の免疫を守るランゲルハンス細胞があります。しかし、外側にいくにつれてケラチンというタンパク質の一種が増えてきます。

ケラチンは爪や髪の主成分でもありますが、爪や髪のケラチンは硬ケラチンであるのに対し、お肌の主成分であるケラチンは軟ケラチンで、同じケラチンでも違いがあります。軟ケラチンは比較的軟らかく、熱にやや弱いという特徴を持っています。脂質を多く含み、硫黄の含有量は多くありません。

硬ケラチンは比較的硬く、硫黄分を多く含みます。髪の毛を燃やすと嫌な臭いがするのはこのためです。熱だけでなく酸やアルカリにも強い性質を持っています。どちらのケラチンも紫外線や外部の衝撃から私たちのからだを守る大切な役割を担っています。

真皮はコラーゲン・エスラチン、ヒアルロン酸などが主成分です。エスラチンもタンパク質の一種で、伸び縮みしやすいゴムのような性質を持っています。コラーゲンと同じような繊維状で存在し、コラーゲンと一緒に網目を作ります。エスラチンも年齢とともにコラーゲンと一緒に減少し、シミやシワ、たるみの原因となります。

この網目の中をヒアルロン酸などのムコ多糖類がゼリーのような水分を多く含んだ状態で埋めています。お肌をみずみずしい状態に保つには、ヒアルロン酸による働きが欠かせません。ヒアルロン酸も加齢により減少し、お肌の乾燥の原因になります。