人間の体とコラーゲン

コラーゲンの必要量

コラーゲンは新陳代謝によって新しいものが作られると古いものは分解され、不要になったアミノ酸は他の老廃物と一緒にからだの外へ排出されます。20歳を超えると私たちのからだの中から毎日約2gのコラーゲンが失われているといわれています。

これに対して私たちが摂取すべきコラーゲンの摂取量は、1日あたり3gとも10gとも言われています。これは摂取したコラーゲンがそのまま私たちのからだの中でもコラーゲンに合成されるわけではないことが理由のようです。

コラーゲンを摂取するとからだの中で分解され、最小単位であるアミノ酸になります。分解されてできたアミノ酸のうち、グリシンやプロリンなどは再びコラーゲンをつくるために使われる可能性があります。しかしヒドロキシプロリンがそのまま私たちのからだの中でコラーゲンとして合成されることはない、というのが一般的な説です。またその他のアミノ酸も単純にコラーゲンの材料となるためだけに使われるとは限りません。そのときにからだの中で必要とされている他のタンパク質の材料として使われていきます。

また、コラーゲンはからだのいたるところに存在し、まず必要なところから優先的に補給されます。関節痛予防や美肌など特定の効果を期待するのであれば、必要量を上回って摂取することが求められます。

からだのなかに十分な量のコラーゲンがあり、またその材料が豊富にあることで、新しいコラーゲンの合成が促進されるといわれています。